波頭021
 

Ⅱ部 非理法権天 02

電線ツバメ

 工場の男性事務員が自転車で「大和が行くんでー」と大声をあげて回ってきた。
 学徒動員の女学生は海岸に出て、整列した。約1キロ沖合を戦艦大和が右手からやってきた。
女学生の見送りに「帽ふれ」でこたえる大和乗員=1945(昭和20)年3月28日午後。戦後50年となる1955年、見送り女学生の一人、西迫マツ子さんが絵にした
女学生の見送りに「帽ふれ」でこたえる大和乗員=1945(昭和20)年3月28日午後。戦後50年となる1955年、見送り女学生の一人、西迫マツ子さんが絵にした
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